2004年6月19日(土)
 マキと中禅寺湖から湯元温泉 戦場が原のハイキング に出かけた。
 新しい会社に勤めて1年が経ち、引越して3ヶ月が経ち、ほっと一息ついたところで ”楽しみましょう!”
中禅寺湖までバスに乗って、まずは華厳の滝の見学に出かけた。
小学校の修学旅行以来はじめてのことで、地上から岩壁のなかのエレベーターを下ると 冷気の中に 豪快な滝が目の前。思わず感激してしまう
水しぶきをあびながら 記念撮影 華厳の滝は日本三名瀑のひとつであり日光四十八滝の代表株
湯元までのバスの時間があったので、中善寺の立木観音を見に行った
湖畔沿いに20分も歩くと対岸に男体山がそびえたち
ふもとの繁華街も幻想的に見える
中善寺は784年 勝道上人の創建と伝えられる天台宗の古刹
立木観音は平安時代の建立と推定される、カツラの木を彫った
千手観音立像で 高さ5.4m 床下に4mもの基部があるそうだ
観音堂と五大堂 本尊は桃山時代の五大明王
あんまりのんびりしすぎてバスに乗り遅れてしまい、ショックだった です 
湯元温泉到着
宿は湯の湖湖畔の 日光湯元レークロッジ
さっそく 温泉寺と湯の平湿原まで散歩にでかけた
湯の平湿原は湯元温泉の源泉
硫黄の匂いと湯気がたちこめている
源泉は小屋で保護されている
温泉寺 788年勝道上人が温泉を発見して薬師湯と名づけた
現在も日光山輪王寺の別院として僧侶の修行場になってるとか
温泉街のど真ん中 足湯を楽しむ施設あり
気持ちよかった! いたく感激
ゆっくり温泉につかり ご馳走を食べて、早寝して、翌日は朝からハイキング に出かけた
湯の湖は歩いても1時間で回れる小さな湖だが、ブナやツガの原生林に囲まれた静けさがとても良い。6月にはシャクナゲが咲くそうだが出会わなかった。マス釣りのメッカでもあるそうだ
湯の湖の西岸を30分ほど歩いて湯滝到着。
いきなり川が水しぶきをあげて落下する真上に出て、あっけにとられる。
滝に沿って山道を下り、滝見台で休憩。滝つぼで釣りをしている人がいた
湯滝からは笹の下草がきれいな原生林の中をのんびり歩く。小田代橋を通って泉門池まで40分。
戦場ヶ原に出ると、遠かった男体山が目の前にそびえていた。昨日と打って変わって今日は本当にいい天気
戦場ヶ原は湯川に沿って自然研究路がつけられ、行き届いた自然保護が気持ちよかった
近来 鹿がふえて新芽をみんな食べてしまうらしく、草原は意外なほど貧弱で 花の姿ひとつ見えない
一時間程歩いて赤沼分岐到着。 ーー観光客がいっぱいーー
再び山道にはいり、龍頭の滝の上流でおのぎりを食べる。 岩間を流れる水と新緑の中 格別においしかった
龍頭之茶屋は人でごったがえしてた
コーヒーでも飲みたかったがそうそうに菖蒲ヶ浜へむかう

ここからは中禅寺湖に沿って周遊歩道が中禅寺温泉まで続いていて、隣接する車道の騒音がチョットうるさいとはいえ、湖を眺めながら気持ちよく歩ける
菖蒲ヶ浜から中禅寺温泉までは1時間半ほどだが
少々疲れてきた

龍頭の滝
菖蒲ヶ浜は遊覧船の乗船場である
山の湖はやっぱり神秘的だと思いつつ・・・ 二荒山神社中宮  ここは通過して
涼しくて眺めの好い喫茶店でゆっくりと休憩した
中禅寺温泉到着!
中禅寺温泉15時25分発のバスに乗る。日光16時21分発 特急けごん30号 浅草18時15分着