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2012年7月12日~24日 エスプラナーデ・トラック&カナディアン・ロッキー トレッキング
参加者:岩戸・青山・澤山・東・中束・長浜山歩会5名・永山会2名・近江トラベル城尾
7月12日(木) 伊丹11:00発(NH022)羽田12:15着 リムジンバス12:15発
              成田15:55発(AO010) カルガリー10:30着  ⇒バス⇒  キャンモア12:45着
前線の影響で朝からすごい雨。タクシーがつかまらないので駅から伊丹空港へ行った。 10:00 ANAカウンター集合。メンバーは私達5名と他のグループ8名の、総勢13名。
羽田からリムジンバスで成田へ行く。久しぶりの成田空港はずいぶん大きくなってて、行き先によってターミナルが分かれている。  
5:15搭乗開始。15:55出発。カルガリー行き直行便は比較的小さな機種で満席状態だった。
朝になり、カナダ上空にさしかかると、険しい山並みが眼下に広がった。山頂は雪に覆われ湖があちこちに広がる。北の果てだ。
カルガリー10:30着。 飛行時間10時間半。 時差15時間。 日本時間では夜中の2時半だ。
カルガリーCaigary はカナディアンロッキーに一番近い国際空港として、バンフの玄関口になっている。
1988年、冬季オリンピックが開催されて有名になった。周囲を大平原に囲まれ牧畜で発展した町だったが、
今では人口100万人、高層ビルの立ち並ぶ国際都市に変貌している。
  飛行機から望むカナダの大地
専用大型バスで高速道路を1時間半走り、12:45 キャンモアのラディソンホテルに到着する。
キャンモアCanmore は、カルガリーから西に100km、バンフとの中間地点にある、人口1万人の小さな静かな町だ。
標高1350m。町のシンボルは三つの峰が三姉妹のように見えるスリー・シスターズ山。
 
13:30 5人で買い物に出かけた。カナダ横断鉄道の線路を渡り、炎天下を歩く。
 ラムチョコ入りビッグサイズノアイスクリームを買って皆で歩きながら食べる。美味しかった!
 

17:00 ホテルのロビーでヤムナスカ・ガイドの小泉さんからエスプラナーデ・トレッキングの説明があり、
その後 全員揃って会食。
食後、明日の準備をする。着替え等はヘリコプターで小屋に運んでくれるというので、ホテルに置いていく物、自分で背負う物、の3個に荷物を分ける。 21:30就寝。爆睡。

               
               キャンモアの町とスリー・シスターズ山
7月13日(金) キャンモア ⇒(バス)⇒ ゴールデン ⇒(ヘリ)⇒ エスプラナーデトラック・ビスタ小屋
                                               ⇒ コル・オブ・ザ・ワイルド ⇒ ビスタ小屋

6:20 バイキング朝食。 7:00 バスで出発。
バンフ国立公園とヨーホー国立公園を抜けて、ゴールデンへ行く。バンフのシンボルともいえるランドル山、カスケード山を車窓に眺める。
その下は針葉樹林帯、大半は松、ポプラ、樅の木だそうだ。そして雄大なるボウ川の流れはコロンビア大氷原からハドソン湾まで3000kmの流れだという。

川沿いに鉄道線路が見える。トロントからジャスパーを通ってバンクーバーまでの大陸横断鉄道だ。100車両以上ありそうな、長い、長い貨物列車がひっきりなしに走っている。
踏切で遭遇すると30分は待たされるのだそうだ。
高速道路のあちこちに橋がかかっている。これはアニマルオーバーパスといい、動物が自由に移動するための橋だという。
動物が歩きやすいように土を盛り、樹が植えてある。カナダは世界に名立たる自然保護国だ、生態系をくずさないように色々工夫している。
                   
9:00 ゴールデンGolden 到着。ゴールデンはヨーホー国立公園の
最南端、ロッキー山脈とコロンビア山群の間にある盆地の小さな町。
町の後方に見えるなだらかな山は冬、スキー客で賑わうらしい。
 
ヤムナスカの事務所で小型車に乗り換えて、ヘリコプターの発着場
へ行く。途中、キャンピングカーをあちこちで見かける。
今は夏休み、カナダでは皆、家族でアウトドアーライフを楽しむらしい。
山の中のヘリポートからはカナディアンリッキーの白い峰がきれいに見えた。カナダのお姉さんガイド、ベリーさんを紹介される。
ここからいよいよエスプラナーデ山脈に入る。
  ヘリポートに降りたヘリコプター   ビスタ小屋
エスプラナーデ山脈はカナディアンロッキーの南西側、コロンビア山群にある山脈の一つ、セルカーク山脈内にある。
国立公園ではないので、ヘリの使用、小屋の建設が可能である。1980年代、ヤムナスカ・マウンテン・ツアーは冬スキーだけではなく、小屋を泊り歩く夏のトレッキングツアーを開発した。以来、ここは雪とお花畑が楽しめるトレッキングコースとして知られている。日本でも人気あるコースの一つだ。
11:00 6人乗りヘリコプターで10分程飛んで、ビスタ小屋に着く。小屋は山に囲まれた窪地の、池のほとりに建ってる。
周囲の草原は今まさに雪解け期を迎えたところ、小川のせせらぎが気持ちいい。雪間に白い大きな花が沢山咲いている。ウエスタン・アネモネというのだそうだ。

大きな木造りの小屋は居住小屋で、サウナ室、トイレが別棟に建ってる。小屋の作りは皆同じで、1階はリビングと台所、2階は6部屋の寝室、どこも清潔で、暖かい雰囲気がする。

 

12:00 ヘリの第2陣が到着。皆そろったところで部屋割りをして、リビングでお弁当を食べて、14:00 コル・オブ・ザ・ワイルドまで散歩に出かける。雪解け時期とあって、ブヨの大群の攻撃がすさまじい。

 
雪原と草原を交互に歩く。
ウエスタンアネモネ、マーシュナリーゴールド、アルパインバターカップetcのお花畑に歓声を上げる。草原のあちこちに、土を掘った大きな穴があいてる。グリズリーベアの仕事跡。グリズリーはアネモネの根が
好きで、土を掘り起こして食べるのだという。
 
          雪山と小川とお花畑   ウオーターメロン・スノー  
雪原に川の流れに沿って赤い筋が走っている。ウオーターメロン・スノーといい、雪面下に川が流れて、バクテリアが発生しているのだそうだ。
15:30 コル・オブ・ザ・ワイルド 到着。昨日買ったさくらんぼを食べて、川の音を聞きながら雪と松の織りなす風景に見惚れる。
稜線の上にコロンビア山群の最高峰 Mt・サーサンフォード(3519m)の頭が見えた。 東側の道を通って、16:45 ビスタ小屋到着。上から見る小屋が可愛かった。
 
     
  コル・オブ・ザ・ワイルドにて   ビスタ小屋の後方にカナディアンロッキーが・・・  
     
 

ウエスタン・スプリングビューティー

アルパイン・バターカップ    モスチャンピオン ウエスタンアネモネ   マウンテン・マーシュマリーゴールド  

リビングでお茶を飲み、くつろいで、グループ別にサウナに入った。 サウナ小屋の中は大きな薪ストーブに大なべで湯をわかして、湯気と熱気が充満。
私、サウナは苦手だけれど、お湯で全身を洗って気分がすっきりした。
19:00夕食。サーモンステーキをメインに白米まで作ってくれた。コックさんはトリーサさんという若い女性で、クライミング競技の上位順位者だそうだ。
21:30就寝。廊下の隅に簡易トイレを置いてくれたので、夜中に遠いトイレまで行かなくて済んでたすかった。

 
               
7月14日(土) エスプラナーデ・トラック ビスタ小屋 ⇒ ティームストーン ⇒ エレクトリックブルーレイク ⇒ メドウ小屋  

5:30起床。朝日を眺めにトイレの向こうの丘まで行った。6:00日の出。はるか彼方、ロッキー山脈の上空が赤く染まり、ビスタ小屋を取り囲む雪の峰も赤く染まって、とてもきれいだった。  8:00朝食。 焼き立てマフィン、ジュース、ヨーグルト、オムレツ、ソーセージ、コーヒー。 豪華だ・・・

 

各自、お昼のサンドイッチを作って、9:00出発
今日のコースは 最初に400m登って尾根に取り付き、300m下って300m登り、400m下ってメドウ小屋へ行く というもの。
今年は雪解けが10日位遅くて、雪が多いという。

昨日の散歩コースを右手に見ながらウエスタンアネモネやスプリングビューティーの咲く草原を登り、10:00 2100mの森林限界に達する。下にビスタ小屋の赤い屋根が美しく、ビスタレイクが青く輝いている。11:00 ティールレイク通過
湖はまだ凍ってた。岩の上のマーモットと出会う。リスより大きい丸い体が可愛い。
岩道と雪道を交互に登って 11:50 尾根到着。  岩と雪が織りなす荒々しい風景に見とれる。

 
          ティールレイク  
 
     

歩いてきた尾根道を振り返る

   
 
     

彼方に見えるカナディアンロッキー 中央はコロンビア大氷原

     
 

12:40 ティームストーンで昼食。隣のワカバピークを見ながら、岩の上に腰掛けてサンドウィッチを食べる。
13:10 出発。岩を下り、雪斜面をトラバースして、14:30 雪の尾根にたどりつく。休憩。 尾根続きにカポーラマウンテン(2632m)が大きく聳えている。明日登る山だ。
下のほうにメドウ小屋が小さく見える。ここからエレクトリック・ブルー・レイクまで一気に雪斜面を下る。
湖は大半が雪に覆われているが、縁のほうの水を見ても名前のとおり尋常ならぬ色合いである。

 

     
   
  ティームストーンで昼食 右側はワカバピーク  カポーラマウンテンとエレクトリックブルーレイク 小川流れる湿原は一面のお花畑  

下りきって小川の流れる平坦な湿原地帯をメドウ小屋まで歩く。 周囲は一面のお花畑。
つがざくらやバターカップの群生、ノーザンローレルの可愛いピンクの花、龍金貨、蕗の花も咲いていた。道がないので花を踏みながら歩く。 各人なるべく前の人と同じ場所を歩かないように、とガイドさんが云う。その方が植物のダメージが少ないから、との説明に納得。

16:30 メドウ小屋到着。あいかわらずブヨの大群がすごい。
ここのサウナ室は脱衣所がなうので、外で裸になって室に飛び込む。裸になる際、洋服を切る際、だいぶブヨに刺された。

夕食はメキシコ料理のタコス。皿からはみだしそうに大きいトルティーヤに色々な料理を挟んでかぶりつく。食後においしいチョコレートケーキを食べて、おなかいっぱい。食後、話に花が咲く。

 
 
              メドウ小屋 左側にサウナ室  
7月15日(日)エスプラナーデトラック・メドウ小屋 ⇒ カポーラマウンテン(2632m) ⇒ サンライズ小屋

今日は朝から雨模様だ。小屋の横の河原で顔を洗う。冷たい水が気持ちいい。
8:00 朝食。サンドウィッチを作って、9:00 出発。ポツリ、ポツリと雨が降ってきたので雨具を着る。

今日のコースは、昨日通過したエレクトリックブルーレイクのほとりから反対方向の稜線を登って、エスプラナーデで一番高い山、カポーラマウンテンに登頂。
稜線をアップダウンしながらサンライズ小屋に至る、というもの。

今日の湖はガスに被われて、これもまた神秘的だ。湖畔にはピンクのツガザクラが咲き、ウエスタンアネモネは花を終わって亜麻色の帽子になっていた。
湖畔からはカポーラマウンテンを回り込んでガレ道と雪面を」交互に登っていく。途中で小屋の整理を終えたトリニーサさんが追い越して行った。すごい速さ。
尾根への最後の登りは傾斜がきつい。ガイドの小泉さんとベリーさんがスコップで雪の階段を作ってくれた。

11:20稜線到着。ここから200mほど登って山頂に達する。平坦なガレ場になり、見渡すばかりのお花畑が続く。
デイジーフリーベン、インディアンペイントプラシ、つがざくら、ゆきのした、りんどう、白いモスキャンピオン、父子草etc・・・。申し訳ないが花を踏んで歩く。

 
         
     
  エレクトリックブルーレイク湖畔 稜線までひたすら登る カポーラマウンテン山頂直下  
     
      ノーザンローレル いわひげ つがざくら デイジーフリーベン(黄)      よこやまりんどう  
12:30 カポーラマウンテン山頂直下に到着。 ここから山頂までは岩場の登り、空身で往復する。 12:50 山頂着。
少しガスが切れてきて、周囲の景色を堪能した。下のほうにメドウ小屋も見えた。
直下の平地で昼食にする。サンドイッチと生のセロリ、キャロットがおいしい。
 
                   
   
  カポーラマウンテン山頂にて 山頂からの眺め。メドウ小屋の赤い屋根が小さく見える  
 

13:45 出発。
サンライズ小屋までは穏やかなアップダウンが続く。御花畑に見とれ、雪模様の山々に惚れ惚れしつつ、快適に歩く。
雨は降ったり止んだり。途中の雪面に大きなグリズリーの足跡があった。ついさっきのものだという。

シルエットレイクを眼下におさめ、16:15 サンライズ小屋に到着した。
さっそくにお茶とフルーツでリラックスタイム。

ここのサウナ室もドアーの前で着替えをするようになっていた。水源はお隣の湖だが、モーターが故障して水が上がらない。
気の毒にガイドのお二人はバケツで水汲みに大わらわ。私達は澄ました顔でおしゃべりに興じてた。
サウナに入り、19:00 夕食。 ポークローストとグリークサラダ。
今日の部屋は2段ベッドになっていて、下段はダブルサイズ、私は下段でゆっくり寝かしてもらった。

 
 
              サンライズ小屋に至る尾根道  
7月16日(月) エスプラナーデトラック・パノラナドーム散策  
        サンライズ小屋 ⇒ ゴールデン ⇒ バンフ  

サンライズ小屋と名前が付いている位だから、日の出だ美しいにちがいない。
6:00 絶景の広がるトイレの高台へ行ってみたが、今朝は雲が厚くて朝日は見えなかった。

9:00 パノラナドームへ散歩に行く。低地の丘はブヨがすごくて、帽子で払いながら歩いた。自分の事は分からないが、人を見ると頭の上にブヨの環が高く上っていて笑ってしまう。
いっぱい刺された。途中で天気が回復して、トウヒ(松)の林の間からコロンビア山脈がきれいに見えた。

9:30 パノラマドーム到着。グレイシャーリリー(黄色いカタクリ)とスプリングビューティーの大群生に大感激。皆で記念写真を撮り合う。
後日、写真を見たら青空にブヨの影がいっぱい写っていて、おかしかった。西にコロンビア山脈の山々、東にカナディアンロッキーの山々が連なって見える。極楽!!!

 
                   
     
    トウヒ林を行く   グレイシャーリリーの大群生。後ろはコロンビア山脈の山々   グレイシャーリリー(黄色いカタクリ)  
     
    スプリングビューティーの大群生。後ろはカナディアンロッキー   サンライズ小屋横でヘリコプターを待つ   ヘリポート  
サンライズ小屋に帰って、ヘリコプターを待つ。4人づつ3班に分かれて下山する。1便のヘリコプターが来て、アルパインツアーの人々が到着した。
11:30出発。ヘリポートに到着すると、アルパインツアーの人々で混雑していた。今日はビスタ小屋とサンシャイン小屋の両方から入山するそうだ。
 
                   

バスに乗り、バンフに帰る。 途中のパーキング公園でお弁当を食べて、15:40 バンフ・インターナショナル・ホテル到着

部屋はロフトタイプの3人部屋でゆったりしている。
地下に洗濯機と乾燥機があるので、岩戸、青山、私の3人で一緒に汚れものを片づけた。

たっぷりのお湯で久しぶりにお風呂に入り、部屋備え付けのコーヒーでくつろいで、快適この上もなし。
5人揃ってホテルの隣にあるスーパーへ行って買い物をして、部屋で楽しく食事をする。
明日のトレッキングの用意をして、22:00 寝る。

 
          バンフの町 後ろはカスケード山 ホテルの部屋でささやかなディナー  
7月17日(火) バンフ ⇒ ヤムナスカリッジ・トレイル ⇒ バンフ  
                   
 

6:00起床 7:00朝食。私達5人以外のメンバーは今日帰国する。私達のほうが早く出発したので、
一度も会わず、お別れも言わなかった。

今日からのガイドは同じヤムナスカ・マウンテン・ツアーの堀口さん。カナダに来て2年目だそうだ。
10人乗りの立派なバンで出発する。上天気。

ヤムナスカ・マウンテンはボウバレー州立公園の中、カルガリーとキャンモアの間に位置する餃子型の山だ。
ヤムナスカとは先住民の言葉で平らな面を持つ山、という意味だそうだ。
南面は300mの絶壁になっていて、ロッククライマーの格好な挑戦場になっているとか。
山頂の肩まで登るハイキングコースは花が多く、ハイカーに人気がある。

 
    ヤムナスカ・マウンテン            
9:00 ヤムナスカリッジの駐車場からスタート。 ポプラの林の中を歩く。植物の宝庫だ。
ホワイトゼラニュウム、やぐるまはっか、天人菊、ウエスタンウッドリリー、一薬草、リシリー草等々、様々な花に魅せられて、足はさっぱり進まない。
展望台からボウ・バレーの広々した景観を望む。素晴らしい。後ろを振り返るとヤムナスカの垂直に聳える岩壁が見える。
 
 
      見晴らし台から望むボウ・バレー    
     
    ポプラ林 日差しが気持ちいい   ヤムナスカ・マウンテンの頂上 頂上岩壁直下  
       
    おおてんにんぎく 一薬草   ウエスタンウッドリリー まんねんぎく       あつもりそう  
12:00 山頂の岩壁直下に到着。 後はロッククライミングになるので、一般トレッカーはここまでで終わり。老夫婦、犬を連れた若者など皆ここで昼食をとっていた。
私達も昼食にする。今日はバンフ杉乃屋特製のおにぎり弁当。  山頂岩壁の北側はカールしている。岩山が連立して草原を包み込む景色は荒々しい。
 
 
      ヤムナスカマウンテン山頂岩壁北側    

14:30 駐車場到着。リンゴトミカンを食べて、バンフに帰る。車中、バンフの象徴、カスケード山が美しく見えた。
バンフBanff は標高1383m。カスケード山、ランドル山、サルファー山に囲まれた、カンディアンロッキー観光の一大拠点である。バンフ国立公園の中心地にあたり、
自然保護の観点から飛行場はなし、住民はバンフで働く人に限定していて、現在8000人程度だという。
ボウ川の北側のダウンタウンにはリゾートホテル、レストラン、土産物屋がひしめいているが、世界煮名だたる山岳リゾートらしくゆったりのんびりした雰囲気が楽しい。

16:00 ホテル到着。
夕食はショッピングセンター(カスケードプラザ)地下のフードコートで食べよう、と云う事になる。中国人がやっている“江戸”という店でうどんとカリフォルニア・ロールを食べる。
久しぶりに食べる日本の味が予想以上にうれしかった。

 
7月18日 バンフ ⇒ ボウレイク⇒ペイトーレイク ⇒ クロッシング(昼食) ⇒ アサバスカ氷河 ⇒ ジャスパー  
                   

6:00起床 7:00朝食 8:00出発。玄関に出たら、ミュールディア(小型の鹿)が玄関花壇の花を食べている。誰も追い払おうとしないなは、さすが自然保護国だ。
高速道路にフェンスが張ってあるのも、動物が入って交通事故にあわないように、という気配りかららしい。

8:00 キャッスルマウンテン直下でトイレ休憩。この山は本当にお城の風貌がある。しばらくしてジャスパー国立公園に入った。
9:20 ボウレイク着。松林越しにボウレイクとクローフッド・グレイシャーが見える。かつては3本足の氷河だったが、氷河の後退で現在は2本足になっている。山頂は雲の中・・・
ボウレイクの湖畔に降りて散歩する。透明な水面に空の雲が映り、大きく波紋が立って何ともいえず美しい。この湖は氷河から流れ出た水で出来た氷河湖だ。
湖の正面にマウント・ヘクター(3394m)を中心にレイクルイーズ方面の山々が聳えている。みんなで記念撮影をした。

 
                   
       
    キャッスル・マウンテン         ボウレイクとクローフッド・グレイシャー ボウレイク湖畔  

10:20 ペイトーレイク到着。展望台から瑠璃色に輝くペイトーレイクの全貌を眺める。
ここは標高2000m。氷河の浸食によってつくられたU字型渓谷の景観と湖の瑠璃色が美しい。絵はがきに必ず登場する人気スポットになってる。
コロンビア大氷原はカナダの台地を北極海、大西洋、太平洋へと流れる川の分水嶺である。大氷原からペイトーレイクにそそぐ川は、ペイトーリバーとなり、ボウリバーとなって
7000km、大西洋なで流れているという。巨大な大地だ!
川に向かって少し散歩した。道中、イエローコロンバインという黄色いおだまきが沢山咲いていて、珍しかった。

12:30 バンフとジャスパーの中間地点、クロッシングのレストランでバイキング昼食をとる。
鳥の空揚げ、サラダ、フルーツ、デザートまで食べてお腹いっぱい。駐車場にはキャンピングカーが大行列していた。

 
                   
     
                          ペイトーレイクの全貌         イエローコロンバイン  

14:00 アサバスカ氷河のビジターセンター到着。バスと雪上車を乗り継いで氷河の上に降り立つ1時間半のツアーに参加する(500CAD)。センターの中は大混雑。
バスから雪上車に乗り換えて1kmくらい氷河を登る。雪上車のタイヤの大きさったら!私の背丈程もある。

コロンビア大氷原は北半球で最大の今日がで、325平方キロメートルある。一番氷の厚いところは365mもあるという。氷原を取り囲む山の間から6つの氷河が流れ出している。
アサバスカ氷河はその一つで、長さ 6km 幅 1km 氷の一番厚いところは300m。かってはパークウエイのところまで張り出していたが、地球温暖化の影響で一年に1-3mずつ
後退しているそうだ。周囲には氷河が溶けた跡、モレーンが堆積している。

14:50 氷河の上に立つ。運動靴で来たので庫おりの地面は滑って歩きにくい。ロープが張ってあって歩ける範囲は少しだけだけど、それで充分。
へっぴり腰で歩いて、氷河のうねりに感動する。

 
                   
     
    アサバスカ氷河の全景   氷河の上を歩く      

散々楽しんで、ジャスパーに向けて出発する。途中でブラックベアの親子を見た。小熊が2匹、母熊について歩きながら樹に登ったり、じゃれて遊んでいた。

17:40 ジャスパーの今日の宿 B.W.ジャスパーイン に到着。郊外にあるきれいなドライブインだ。
3人部屋はロフト形式で、1階はキッチン、リビング、ベッドルームになっていて、ガスレンジ、鍋、食器、ナイフスプーンまで揃っている。

18:30 車で町の中心街へ行く。駅に大陸横断鉄道、ロッキーマウンテニア鉄道の旅客車両が停車していた。
週3回、バンクーバーから二日間かけて来るのだそうだ。かっこいい。乗ってみたい・・・
ジャスパーはバンフと同様20世紀初頭に、国立公園の設定、鉄道の開通によって造られた町だ。
アサバスカ川とマヤッタ川の合流地点にある自然情緒あふれる小さな町で、ダウンタウンにも山小屋風の建物が並んでいる。
イタリアンレストランに行き、6人でビールを飲み、スパゲッティを食べた。

 
                   
       
    ホテルのリビング   ロッキーマウンテニア鉄道の旅客車両   ジャスパー中心街  
7月19日(木) ジャスパー ⇒ エディスキャンベル ⇒ マリーン・レイク ⇒ ジャスパー  

6:00起床 7:00朝食 8:00出発。
8:45 エディスキャベルのトレイルスタート地点に到着。当初はキャベル・メドウズを歩く、長いコースを予定していたが、植生保護のため上部は立ち入り禁止になってしまい、
エンジェル氷河直下の氷河湖まで散歩する事になった。トレッキングルートはグリズリーの出没とか、植生保護とかの理由で予告もなしに閉鎖される事がしょっちゅうあるらしい。

マウント・エディスキャベル(3363m)はジャスパー国立公園の主峰であり、第一次世界大戦時の有名な看護婦の名前が付けられている。
下に広がる氷河は天使が羽をのばしたような優雅な形からエンジェル氷河といわれ、氷河湖は人気観光スポットとなっている。

 
                   
 
      マウント・エディスキャベルとエンジェル氷河と下の氷河湖    

駐車場からはじまる道は舗装されていて、ちょっとビックリ。
周囲はモレーンの堆積がすごい。100年前にはここら一帯も氷河に埋め尽くされていたそうだ。

エディスキャベル山を見ながら川沿いに30分程歩くと氷河湖に着く。山頂直下のエンジェル氷河に眼をみはる。正に天使の羽だ。

   
氷河湖のほとり              モレーンが堆積する道            エンジェル氷河  

下の氷河湖は雪片におおわれている。水はロックフラワー(石粉)を含んで、濁ったエメラルドブルーの色が美しい。エディスキャベル山を静かに映している。
ドーンという雷のような音がしたと思ったら、氷河の左側で大きな雪崩が起きた。すさまじい勢いで庫おりが落下している。

上の展望台へ行く道を少し上がって、上からエンジェル氷河を眺める。モレーンの堆積が建てにきれいに並んで幾列も続いて居る。
氷河が移動した時に造られた地形だという。大地の力のすさまじさを思う。また氷河に雪崩が起きて、楽しく見物した。

11:00 駐車場に帰って、マリーン湖に向かう。
12:40 マリーン湖到着。朝食の時無理を言ってコース変更を頼んだのだが、来て良かった。おおらかなとても美しい湖だ。湖畔のベンチでサンドイッチを食べる。

 
       
    マリーン湖畔          最大水深97mのマリーン湖                  エルク  

マリーン湖はカナディアンロッキー最大の氷河湖で、全長22kmもある細長い湖だ。船に乗ってかの有名なスピリット・アイランドを見たかったのだが、時間がゆるさず乗れなかった 。
残念、残念。代わりに湖畔のトレイルを一時間歩いた。どこまで行けるか、すごい速さで歩いた。スピリット・アイランドまでは無理だったけれど、とても楽しかった。
自分たちのペースで行動するのはいいものだ。

16:30 ジャスパーまで45km、帰路に着く。
途中、道端に車を止めて大勢の人が群がっている。何事かと思ったら、大きなエルクがが2頭、道のすぐそばで草を食べている。大きな、大きな角が木に引っ掛かって不自由そうだ。

17:30 ジャスパー到着。街のスーパーで食料品とビールを買ってきて、部屋で大宴会。巻きずしがおいしい。
夕食後、一人で街に出て、小さなピンクと白の石板を買った。帰路、夕焼けがきれいだった。人々の家の造りを見ながら歩いて、22:00帰り着く。

 

7月20日(金) ジャスパー ⇒ ウイルコックパス・トレイル ⇒ レイク・ルイーズ

 

6:00起床 7:00朝食 8:00出発。バイキング朝食のレストランで、修学旅行の高校生と一緒になった。
高松から来たそうだ。、観光と2週間のホームステイだという。豪華だなあ・・・

今日はアサバスカ氷河の展望と花の咲き乱れるメドウ(草原)の散策で人気ノアルウィルコックスパス・トテイルへ行く。
アイスフィールドセンターから1.5km東にある駐車場から9:45出発する。ここはすでに標高2040mもある。

30分程で森林地帯から抜け出して、パークウエイの上にアサバスカ氷河が見えてきた。
途中、ハートリファーニカ、ホワイトティッスル(白いあざみ)、勿忘草、おおきな紫色の花トールパープルフリーベン等、様々な花が目を楽しませてくれる。
 10:40 ウイルコックス・ピーク(2886m)が見えてきた。道を回り込むと、コロンビア氷原を囲む山々がアサバスカ氷河を中心にひろがって、目をうばわれる。ど迫力だ 。

 
                   
 
    左から サスカチワン氷河・アサバスカ山・アサバスカ氷河・スノードーム山・ドーム氷河・キッチニアー山  
     
    アサバスカ氷河     ウィルコックス・ピークを見ながらメドウを歩く          サスカチワン氷河を見ながら昼食  
       
      ハートリーフ・アーニカ わすれなぐさ    トールパープルフリーベン いちりん草      ホワイトティッスル  
                   

快適なメドウを歩く。いままで見なかったレッドフラワーコロンバイン(赤いおだまき)が咲いていた。
11:40大草原の中でアサバスカ山直下のサスカチワン氷河を見ながらサンドイッチを食べる。最高の気分。今日は安定した曇り空、幸いガスは出てない。

13:30駐車場に戻り、レイクルイーズLake Louiseへ向かう。15:45 お城のような外観のホテル、シャトウ・レイクルイーズ・フェアモントに到着。
レイクルイーズの町はここから4キロ離れた処にあり、湖畔にはこのホテルが建っているだけだ。クラッシックな造りのロビーは観光客でごったがえしている。

 

一人で散歩に出かける。
湖の真正面に広がるヴィクトリア氷河が美しい。
青緑色の湖面に両側の黒い岩山と真っ白な氷河が映える。
この美しい湖はイギリスのヴィクトリア女王の娘ルイーズ王女にちなんで名づけられたそうだ。人気の高いのに納得する。
大勢の観光客が湖畔にたたずみ、記念撮影している。
ボートやカヌーも出ている。

帰ろうと思ってたら他の4人に出会った。周囲をぐるっと散歩して、ホテル別棟のロビーを見学し、売店を覗いて、寄木細工のキーホルダーを買った。

   
夕食は部屋でサーモンサンドと牛乳。どちらもおいしい。
夜、雷と雨がひどくて、明日はどうなるか不安になる。
            レイクルイーズ湖畔にて          ヴィクトリア氷河を望む  
7月21日(土) レイクルイーズ ⇒ プレーンオブザシックスグレイシャーズ・トレイル ⇒ バンフ  
                     
   

6:00起床 7:00朝食 8:20出発。朝食は湖の見渡せるさわやかなレストランでバイキング。

今日はマウント・ヴィクトリアと巨大なヴィクトリア氷河の景観を楽しむトレイルを行く。
プレーンオブザシックスグレイシャーズ・トレイルという名前は6つの氷河を眺めるトレイル、という意味だ。
しかし今日は朝から天気が悪い。雨支度で出発する。

レイクルイーズには雲が低くたれこめて、ヴィクトリア氷河も見えない。湖畔の道を2kmほど行き、
湖を離れてゆるやかな登り道に入る。林越しに湖が緑色に輝いて、ホテルの堂々たる姿が見える。
さっそくに、スティックシード(いわむらさき)、ウィンドフラワー、ゆき笹、こばいけいそう等の
初めて見る花々に出会った。
10:20 レイク・アグネスへの分岐を通過。左下に氷河の溶けた跡の瓦礫の谷が続いている。
氷河の落ちる雷のような音がしょっちゅう響くが、どこが崩れているのかわからない、不気味だ。

 
         雲の垂れこめた朝のレイクルイーズ  

朝からの小雨が止んできた。ここは人気トレイルとあって、人が多い。夏休みなので子供も多くて、幼児から学生、シニアまで皆元気がいい。
11:20 ティーハウス到着。ベンチが置いてあり、写真看板が建っていた。晴れていればこんな風に見えるのか・・・でも今日はヴィクトリア山は見えない・・・

最終展望地までの1.2kmを行く。時々ガスが切れて アバディーン山(3151m) ザ・マイター(2998m) レフロイ山(3423m) が見える。
レフロイ氷河はすっかり後退して、上の方にわずか残ってるだけだったヴィクトリア氷河も下部はとても小さくなっててその内消滅するのでは、と思った。
ガスが立ち込めていて、残念ながら上部氷河は見えない。 また雨が降ってきた。

 
     
          子供を背負って歩く人も   ザ・マイター(2998m)とレフロイ山(3423m)         ヴィクトリア氷河を見ながら歩く  
 
                        アバディーン山(3151m)       レフロイ氷河                 レフロイ山(3423m)               ヴィクトリア氷河  
       
    いわむらさき        虫とりすみれ   ウィンドウフラワー シューティングスター         ゆき笹  

ティーハウスに戻り、軒下を借りてお弁当を食べる。暖かい紅茶が美味しい。軒下にタルチョが飾られているのがとても不思議だった。
12:50出発。 幸い雨が上がって、大勢の人が登ってくる。 乗馬を楽しんでいる人もいる。
レイクルイーズ近くの垂直な岩壁はロッククライミングのメッカだそうで、何人もの人が岩にかじりついていた。

15:00ホテル前の湖畔到着。結婚式を終えた新郎新婦が親戚友人に囲まれ、祝杯をあげている。何故か、新郎と父親は格式ばったスカートスタイルだった。

レイクルイーズのボートハウス側の湖岸は大変な人の群れで混雑している。
今日は土曜日だし、昨日バンフ方面は豪雨で通行禁止になってたので観光客が今日に集中したのだろうという。広々したカナダでも観光客は一か所に集中するのか。
とにかく私達は昨日ここに来て、ラッキーだった。

 
     
        レイクルイーズ湖畔の新郎新婦             5人で記念撮影          アルバータ牛のステーキ  

15:30 レイクルイーズを出発して、バンフに向かう。 17:20 バンフ・インターナショナルホテル到着。

シャワーをアビテ、コーヒーを飲んで、18:30 アルバータ牛のステーキを食べに行く。”バンフ・ザビーフハウス”という人気のステーキハウスまで10分程ブラブラ歩く。
温野菜付き、サラダバー自由。150gのステーキは柔らかくサッパリしていてコクがあり、美味この上なし。大いに満足して、おしゃべりをして、22:00 寝る。

 
7月22日(日) バンフ ⇒ レイク・モレーン ⇒ ラーチバレー&センチネルパス・トレイル ⇒ バンフ  
                     
 

6:00起床 7:00朝食。 朝早く、中国人団体がホテルロビーいっぱいに到着した。
そのせいか、今日の朝食はレストランでの定食だった。 
トースト4枚、パンケーキ2枚、玉子料理、サラダなし。 皆でブーブー文句を言う。

朝からココロが浮き立つような上天気。天気予報によれば最高気温は17度(ちなみに昨日は13度だった)。

8:00出発。レイクルイーズへの分岐からレイク・モレーンへ向かう。
9:00湖畔の駐車場到着。ここも人気スポットだけあって、観光バスが沢山停まっている。

モレーン湖畔に出ると、テンピークスの陰影がターコイズブルーの湖水に映えて本当に美しかった。
からまつ林の中をジグザグに400m登る。 林越しに見える湖の色が目にしみる。
ラーチバレーとは直訳スルト”カラマツの谷”。広々とした谷全体がカラマツで埋めくされていて、
9月下旬の紅葉は有名で、とても美しいという。湖畔にある素朴な趣きのホテルに泊ってみたい・・・・

 
  レイク・モレーンとテンピークスの景観  
 林を抜けてメドウ(草原)に出る。カラマツ林の上にテンピークスの峰が聳え立ち、素晴らしい景観だ。天気もいいし、のんびりした道だし、皆上機嫌。
11:10 ベンチのある、絶好の展望台で休憩する。
北はセンチネルパスを中心に左にピナクルマウンテン(3067m)とエッフェルピーク(3084m)、右にマウントテンプル(3543m)が聳えている。
南はテンピークスの雄姿、本当に険しい石峰が10個きれいに並んでいる。二人の婦人が休んでいたので、隣に腰掛けて話をする。アメリカから来たそうだ。
 
                   
 
      メドウとからまつ林とテンピークス      
 
左からピナクルマウンテン(3067m)、エッフェルピーク(3084m)、センチネルパス、マウントテンプル(3543m)  

快適な草原を歩いて、11:30 ミネスティマ・レイク到着。おにぎり弁当を食べる。
ミネスティマとは先住民の言葉で”眠れる水”と云う意味だそうだ。センチネルパス直下にあり、標高2260m。半分氷に覆われた静かで神秘的な湖だ。

12:10 センチネルパスへと出発。ガレ場のジグザグ道を350m登る。12:40到着。
エッフェル湖とミネスティマ湖を眼下に収め、後ろのテンピークスは直下の氷河まで見える絶景。反対側はパラダイスバレーが広がり、後方にレイクルイーズ方面の山々が聳える。
パス直下に細く尖ったローソクのような岩があり、センチネルタワーというそうだ。澤山さんの望遠鏡で見たら10人位ノクライマーが岩にとりついていた。

 
 
     センチネルパスからエッフェル湖、ミネスティマ湖、後ろにテンピークス       センチネルパスからパラダイスバレー方面。中央がセンチネルタワー  

 

   
  ミネスティマレイク湖畔         雪渓をシリセードした直後        カラマツ林から見るモレーン湖  

帰りは途中から雪渓をシリセードで下った。壮快この上もない、最後のプレゼントだった。
ミネスティマ湖に下ったら知らないお姉さんが “見てたわよ、私もすればよかった・・” と残念がっていた。

15:00モレーン湖畔到着。休憩。駐車場は満杯。道路に駐車待ちの車が数キロにわたって並んでいる。人気観光地の日曜日は何処でも同じなのだ。

明日は帰国日。 夕食はフードコートのうどんで軽く済ませて、メープルシロップetcのお土産を買いに行った。

 
7月23日(月) バンフ ⇒ カルガリー11:20発 ⇒ バンクーバー11:40着 13:40発 ⇒ 成田
7月24日(火) 成田11:40着 16:55発 ⇒ 伊丹18:10着
 

荷造りしたトランクをロビーで預けて朝食を食べに行く。
7:45ホテル出発。10:00カルガリー空港到着。帰りは成田までの直行便がとれなかった由、バンクーバー乗り換え便で帰る。
バンクーバーからの飛行機は空いていた。前の空席を確保して横になって過ごす。カナダ時間で昼間なので眠くはないが楽だった。

家に帰りついて、9時頃寝たが、1時半にすっきりと目を覚ました。時差ボケで眠れないので朝まで録画しておいたTV映画を見て過ごした。
結局、時差ボケが直るまで一週間もかかった。やれやれである。