2月16日(水) クイーンズタウン8時10分発のバスでマウントクックへ。 12時到着。 快晴
Aラインホテルは町外れの岡の上にあるので、窓から町が一望できる。ホテルのレストランでゆっくり朝食を食べてチェックアウト。
ロビーで待っていると、玄関前にバスが到着。日本人ガイドが来て、荷物を全部積み込んでくれた。
サザンクロス・エクスプレスのバスは運転手が英語ガイドを勤め、別に日本人ガイドがいる。道中いろいろと説明してくれるのはやっぱり有難い。(大半忘れたけど)
部屋の窓からクイーンズタウンの町とワカティブ湖を望む サザンクロス・エクスプレスのクライストチャーチ行きバス
クライストチャーチを出発したバスは、6号線をクロムウェルまで東に進み、ここから8号線を北上し、プカキ湖に沿って走り、マウントクックまで行く。
クロムウェルでトイレ休憩。近辺は果実栽培がさかんだとか、店の果物は種類が多く、安くて、ワクワク。 サクランボとプラムとドライフルーツを買った。
クロムウェルの果物販売所。 水力発電の為の人工湖 リンディスパス付近。未開発の高原。雨が少ないので乾燥に強い草しか生えないそうだ
バスは80号線に入りマウントクックまでプカキ湖に沿って走る。 プカキ湖はミルキーブルーのとても美しい色をした細長い湖。
氷河から流れる水に崩れた山塊の微粒子が混ざるせいだ、と説明があった。 ニュージーランドは電気をすべて水力発電でまかなっていて、プカキ湖も発電で有名だ。
マウントクックに近づくにつれて、天気があやしくなってきた。
12時到着。バスはここでランチタイムをとって、クライストチャーチへと 2時半に出発する。
ハーミテージホテルにチェックイン。ここはリゾートホテルというより格調高い立派なホテルで、驚いた。 マウントクックヴィレッジは標高760M。人口300人のちいさな村で、宿泊施設からレストラン、土産物屋まですべてがハーミテージの管轄になっている。 フロントでは全国のツアーや乗り物の予約もしてくれる。さすが だった。
マウントクック・シャレーに泊まる。台所と食卓のある落ち着いた一軒家。二人ではもったいない感じ・・でも満足
雲が垂れ込める前にあわてて写真をとる。奥に覗いてるのがマウントクック 3750M
夕方から雨になる。
ビジターセンターの近くにあるアルパインガイズには本格的なアウトドアー用品がおいてあって興味深かった。 マウントクックの素晴しい地図を買った。
ホテルは敬遠して、近くのカジュアルなレストランでワイン片手に食事をする。 壁に100年前の登山写真がはってあり楽しい。翌日もここで食べた。
夜になってどしゃぶりの雨。雨と強風が一晩中続く。 小屋は林の中にあって、トタン屋根だから 音がすさまじい。
2月17日(木) マウントクック・フッカーバレー・トラック  15KM 4時間の行程
朝 雨は止まない。 あきらめてフッカーバレー・トラックに出かける事にする。
カフェテリアで朝食を食べ、サンドイッチを買って、ゆっくり9時半頃出発する。
コースはフッカー渓谷をマウント・クック方面へ抜けてフッカー氷河末端の湖までの14キロ。

イメージとしては、のんびり6-7時間かけて楽しむはずだったが、雨ではそういうわけにもいかない。
結局5時間が限度だった。

ホテルの玄関口に建つヒラリー卿の像
かっこいい
歩き始めの川原。雨で増水した川を渡るのにまた靴下を濡らした。 30分先にキャンプ場がある。木陰にテントが幾張りか見えた。ここの炊事場も設備が整っている。
フッカー川にかかる第一の吊橋を渡って、川沿いに歩く。 ガスが濃くて山どころか何も見えない。
氷河から流れ出てプカキ湖にそそぐフッカー川は濁ってるのではなくて、ミルク色をしているのが不思議だった。道は平坦で歩きやすい。
ミューラー氷河裾野のミューラー湖の横を歩く。第二の吊橋を渡り、草原の中を歩くと、ストッキング・ストリーム・シェルターという名の非難小屋があった。トイレも別棟で付いている。 天の助けとばかり中に入って休憩する。
非難小屋。後ろの山の大きな崩れがすさまじかった
フッカー川の流れ
シェルターから2.2キロでフッカー湖 到着
ミルク色のフッカー湖に氷河のかけらが幾つも浮かんでいる様は神秘的だった。 氷河のむこうにマウントクックの雄姿が美しいはずなのだが・・・
とにかく寒い。歯がガチガチ鳴って ゆっくりもしていられない。早々に引き上げて、シェルターに避難する。十数人の日本人グループがガイド付きで到着していた。ガイドさんはネパール人だそうだが、とても日本語が上手。親切に暖かいコーヒーをご馳走してくれたので、サンドイッチを食べる。久しぶりに日本人とおしゃべりをしてうれしかった。
もと来た道をマウントクック・ビレッジまで引き返す。 途中 ガイドを連れた日本人ツアー客に何組も出会った。このコースはよっぽど人気があるらしい。
そういえば、ハーミテージホテルは日本の団体客で溢れかえっていたっけ
マウントクック山脈南端の山々(2000M以上ある)とフッカー川。
雨が小降りになって、少しずつ遠景がきくようになった。 右手前に見えるのが避難小屋
ミューラー氷河とミューラー湖の展望台 ミューラー湖に氷河から氷が流れ出てる
マウントクック・ビレッジのある大平原
遠くにプカキ湖が青く輝いている。
マウントクック・シャレーに帰って、上から下まで着替える。
洗面所に衣類乾燥用の電気暖房がついているので、すごく助かった。(翌朝には靴下からザックまで乾いてた)

ハーミテージホテルには玄関横に立派なショップがある。チェックイン時に8000NZ$の割引券をもらった事もあって、買い物に出かけた。そして結局私のカーディガンを買ってしまった
どの町のどの店でもムートン製品、素晴しいメリノウールのセーター、質の高いフリースギャケット、とかを売っているが、結構高くて買う気になれない。

夕方、雨があがって 日が差してきた。明日への期待が高まる。
山すそにあるハーミテージ・ホテルも見えた。
2月18日(木) マウントクック・セアリーターン・トラック  10KM 4時間の行程

       マウントクック14:30発のバスでクライストチャーチへ。 19:45到着。 快晴

朝 起きたら素晴しく いい天気だった。  マウントクックが明るい日差しの中で真っ白に輝いている。
ヴィレッジからマウントクックがさわやかに見える日は 一年のうちにでも数えるしかない と言う
今日はまれにみる天気の日とあって、迷わずセアリーターン・トラックに行く事にする。
シャレーを出たところの車道
セアリーターンズ・トラックは昨日と同じ道を歩き始め、キャンプ場を右手にそのまま直進する。
昨日びしょびしょになりながら渡った川が一夜で消滅、単なる川原になっていたのには驚いた。
ミューラー氷河を真上から眺めるケアポイントへの分岐を過ぎると、道はいきなり急勾配の登りとなって高度を上げていく。
大きなスタンツの階段が付いているとはいえ息が切れる。
が 絶景につぐ絶景を目のあたりにして疲れも忘れる。
大平原を流れるフッカー川とマウントクックヴィレッジ
ミューラー氷河背後の山、フットスルー山(2764M)の岩肌
手前はミューラー湖。氷河の崩れがすごい
後ろにマウントクックがひときわ高く聳えている
セアリーターンズ・トラックの急な階段道
セアリーターンズ 到着。  ターンズは山の中腹にある池の事。 名前のとおり登山道の横に池があった。
それにしても 素晴しい景色!!!疲れも一気に吹っ飛んだ。
先着者は一人しかいなかった。途中で追い越していった若いカップルはミューラー・ハットまで行ったらしい。元気だなあ
フットスルー山(2764M)とフッカー湖とマウントクック(3754M)
名残は尽きないが、限りある時間なので、帰り道をたどる。ずいぶん人が登ってくるようになった。(さすが団体さんはいない)  ゆっくりと、景色を楽しみながら 下る
ミューラー氷河に張り出したケアポイント ケアポイントへの分岐。 お疲れ様。 ここからは平らな道です
計画どうり 12時 ホテル到着。
チェックアウトして(部屋の荷物はすでにバスに積み込まれてた) カフェテリアで簡単な昼食をとる。外のテーブルはタバコも吸えるし、居心地がいい。
バスは2時半出発だ。 時間まで 芝生に寝転んで休憩する。
マウントクックと名残を惜しむ サザンアルプスを遠景に原野を走る
クライストチャーチ行きのバスは空いていたので、ゆっくり窓際に座れた バスは再びプカキ湖の西を走り、8号線に出る。 有名なテカポ湖までは近い。
テカポ湖で休憩。 善き羊飼いの教会を訪れる。 祭壇の背景が窓になっていて湖の風景がひろがる、質素で粋な教会だった。1935年の建設。
テカポ湖もプカキ湖と同じくミルキーブルーの神秘的な色をしている。 後ろにサザンアルプスを控えた風景はうそみたいに美しい。
善き羊飼いの教会 すぐ近くに牧羊犬の像 テカポ湖の景観
バスガイド(今日も男性)の話によると、ここらは世界でも名だたる天体観測の絶好地で、各国の天体観測所があるそうだ。天の川と南十字星が素晴しいとか。
バスは丘陵地に入る。国道8号線と79号線の分岐地点、フェアリーという所でティータイム。
周囲は富良野を彷彿とさせるような丘が連なり、牧草地に点々と羊が見える。 コーヒーがおいしかった。
ここでマヌカ・ハニーを買う。マヌカハニーは殺菌力が強く、口内炎や喉の痛いときに食べると抜群の効果があるそうだ。
フェアリーの風景。 ファームバーン・カフェ
夜 7時45分 クライストチャーチ着。   今日の宿泊は市の中央にある グランドチャンセラー・ホテル 
夕食は中華料理を食べよう という事になって、ホテルで教えてもらった店に行く。
これは大失敗。量が多くて、あまり食欲もなかったせいで、半分以上残してしまった。
 
つづく