11月18日(火)  タダパニ(2630m)〜ガンドルン(1940m)〜ランドルン(1640m)
朝、顔を洗おうと思って部屋をでたら、正にご来光の直前だった。日があがり、アンナプルナサウスが赤く輝いていく様は豪華絢爛。顔も洗わず見とれた。
8:00出発。今日もバクタさんにザックをもってもらう。
6:00 タダパニの日の出 朝日に輝くアンナプルナサウス 8:00 出発前に記念撮影
9:00 バイシカルカBhaisiKharka(2480m)でお茶休憩。かわいい女の子が犬と遊んでいた。さらに林の中を沢沿いに下る。
今日は昨日ほど胃が痛まないので楽だ。 橋を渡って尾根に出たらアンナプルナとマチャプチャレの絶景が開けた。いつの間にか、マチャプチャレが真正面にきてる。目の前にはしゃくなげの樹が多くて、花が咲いたときは素晴らしいだろうと、みんなで言い合う。
少し行くと、ガンドルンの古式豊かな農家と後ろにそびえる白い峰々、絵葉書のような景色がひろがって、それはきれいだった。・・・前回は天気が悪くて見れなかった景色だ。
しゃくなげとマチャプチャレ ガンドルンの農家とアンナプルナ
11:15 ガンドルンGhanndrunng(1940m)到着。昼食。トロロ汁と昨日のパンを少々食べる。大きな谷をはさんで山の斜面にランドルンの村が見える。急斜面は棚田だらけ。ガンドルンはさくらが咲き、ツリートマトが実り、豊かな風情の村だ。
このままフェディに下って計画通り4泊5日のトレッキングにすることもできるが、予備日を使って5泊6日に変更。やはりランドルンへ行く事にした。
茶店からミディコーラまで急な階段を一気に下る。小学校があった。子供たちが校庭で遊んでいる。農家の庭ではロキシー(という酒)を作るミレットの収穫作業をしている。 下りきって、14:00 クミKyumi(1300m)で休憩。日本人の団体12-3人と出合った。男ばかり、テント泊だそうだ。
ミディコーラにかかる吊橋を渡ると、ランドルンまで一気に登る。アンナプルナがきれいに見えてきた。
石屋根がきれいな農家のあいだを通って、15:25 ランドルンLanndrung(1640m)到着。
ガンドルンのホテル ガンドルンからの下り道 村の小学校
ミレットの収穫作業 脱穀風景 ランドルンのホテルにて
今日は脇野さんと同室。2階の角部屋で、窓からサウスが眺められてごきげん。きれいなシャワー室があるが、お湯を使い切ってしまったらしく、水しか出なかった。なんと青山さんは水シャワーをあびるはめになったらしい。バケツを借りてひさしぶりに洗濯をした。夕方から雲がおおくなる。
夕食はトマトスープ、フライドポテト、モモ、を3人で分けて食べる。私はモモを少し食べた。 少しでも食べられるようになってよかった。
疲れてたせいか、夜 すごくいびきをかいたらしくて、脇野さんは耳栓をして耐えた、と言っていた。
11月19日(水) ランドルン(1640m)〜トルカ(1700m)〜ポタナ(1890m)
6:00起床。7:30朝食。今日は曇り、風がきつい。
ポタナまでのんびり行くだけなので、ゆっくり出発しよう、という事になる。朝食は、隣のイギリス人のまねをして、フルーツシリアル(Muesly)にした。リンゴとバナナが入っている。二人はチベッタンブレッド、オムレツ、スープの定番メニュー。おいしい、おいしい、と食べてた。
8:30出発。今日はちゃんとザックを背負って歩ける。 やれやれ。 バクタさん、二日間もありがとう。
のどかな田園風景のなかを歩く。
ランドルンの村も屋根を石で葺いてる農家が多い。村はずれで、悪がき4人がまつわりついてきて、青山さん立ち往生。
時々雲が切れて、アンナプルナの峰が顔を出すのがうれしい。
花の名前を教えてもらったり、おしゃべりをしながらのんびり歩く。
朝食はチベッタンブレッドとオムレツとスープ 村はずれで逢った子供
大きな吊り橋を渡って、9:45 トルカThlka(1700m)到着。お茶休憩。 ポカラのホテルに宿泊日変更の連絡をいれてもらう。
11:40 ベリカルカBheriKharka到着。朝ランドルンで一緒だった4人組と出合った。(彼らとはポカラの町でも出会っておしゃべりをした)
日本のキャンプトレッキングツアー参加者10名とも出会う。テント7張りだそうで、リーダーがテント生活の素晴らしさを力説してくれた。
ベリカルカから山道を一気に登って、13:00 デウラリDeurali(2100m)到着。
茶店が2軒あって、昼食にする。リンゴフリッターとゆでたまごを食べる。風が冷たく寒い。ガスで景色は見えない。ドライフルーツを買った。硬いけどおいしい。
デウラリからは1時間、平らかな道を行く。 15:00 ポタナPothana(1890m)到着。
トルカ手前の吊り橋 トルカの村はずれ 菜の花が満開
デウラリで昼食 ポタナへの道 ポタナのホテルの食堂
村はずれの新しいホテルに泊まる。部屋は2階にあり、食堂は通りを隔てた向かい側。客は私たちだけだった。
横の広場からはマチャプチャレからラムチュンヒマールがきれいに見える。アンナプルナサウスは雲の中、マチャプチャレも時々頂きが雲に隠れて残念だったが、それでも夕焼けが素晴らしかった。
頂上が見えないが、夕焼けのマチャプチャレ  ポタナにて
寒くなったので食堂のストーブにへばりつく。オーナーのおばさんはナプキン折りに精を出し、中学生の姉妹が歌をうたったりおしゃべりをしてた。
夕食は私はボイルドベジタブルとゆで卵。二人はスプリングロール、ピッツア、グリルドポテト、チベッタンブレッド、スープ。
隣の台所で若いお兄さんが一人で作ってくれた。みんなおいしかった。 今夜は青山さんと同室。
11月20日(木)  ポタナ(1890m)〜ダンプス(1650m)〜フェディ(1130m)   車でポカラに帰る
アンナプルナサウス ヒムチュリ マチャプチャレ アンナプルナW&U ラムチュンヒマール
夜中に雨が降ったが、朝には雲ひとつない上天気となる。朝日に輝くアンナプルナ連峰を眺めながら、庭で朝食を食べた。最高の気分。
朝食はオートミール(Oats Porridge)にチャレンジ。very good!
8:50出発。7-8軒のロッジが並んでいるポタナを歩いていると、2年前のことが思い出されて、なつかしい。
ダンプスまで1時間、公園のような広々とした道を行く。2年前、相撲をとって遊んだ場所も思い出した。
ポタナを出発 公園のような道 ダンプスからの景観
ダンプスの上村。中学校が見える
10:00 ダンプスDamphus(1650m)通過。本当に美しい場所だ。アンナプルナの白い峰を眺めながら、のんびり歩く。
ここには風の旅行社のロッジがある。 機を織って売っている少年がいた。日本語の上手な19歳。
最後のお茶休憩をしてから、フェディへ一気に下る。急な階段。ポカラまで続くヤンディ川が見えてきて、12:40 フェディPhedi(1130m)到着。
遠くヤンディ川が見える 棚田の収穫はすっかり終わっていた ポカラまで続く川沿いの街道
茶店で昼食を食べる。私はリンゴ2個。 行きと同じタクシーが迎えにきて、14:20ポカラ到着。 ザンゲさんとはここでお別れした。
トウルシ・ホテルに着いたら、今日は満室なので他のホテルを用意した、との事だった。 2-3人でトランクを抱えて、東側にある ホテル・ランドマーク に移動した。観光バスの入る大きなホテル。部屋は1階の奥まったデラックスルームで、大きなバスタブのある化粧室がついていた。言うことなし。
バクタさんに明日のカトマンズ行きバスの予約を頼んだ。なんと、今日はバスのストがあって、明日出発のバスが来ない、という。でもグリーンバス(15ドル)の座席がなんとかとれた。 ほっとする。
15:30 町に出かける。 トレッキング終了を祝って、まずはジュース屋さんで乾杯!
いろいろな店を覗いておみやげを買って、このあいだと同じラクスマン・レストランに行く。
グリルドチキンとモッツアレラ、ひさしぶりの食事でおいしかった。脇野さんの水牛ステーキはソースが気に入らなかったみたい。
ゆっくりお風呂に入って、トランクに荷物を詰めて、寝る。
11月21日(金)  ポカラ〜(グリーンラインバス)〜カトマンズ
バスは7:30出発。6:00あわただしく朝食を食べて、7:00 グリーンラインバスの出発場所へ行く。バス停はツーリストと物売りでごったがえしていた。パンをお盆にのせて売っている人が何人もいる。レストランも大繁盛。グリーンラインバスは定員しか乗せないので、屋根の上は荷物だけだ。
バスステーション 昼食はバイキング形式 全線舗装済みの幹線道路
バスは定刻どうり出発。立派な舗装道路を走って、9:00 立派なレストランでトイレ休憩。 ミルクティーを飲む。
舗装されたプリティビ・ハイウエイをひたすら走り、12:00ムグリンMuglingでランチタイム。カトマンズまで54kmの中継地点だ。
グリーンバスは昼食付きで、行列して皿に料理を盛ってもらい、庭のテーブルで食べる。
14:20 カトマンズ到着。タクシーでホテルに行く。ホテルは今回もタメル地区にあるカトマンズ・ゲストハウスにした。
2泊の予約だったが、予定変更で1泊になったので、バクタさんが交渉してくれて、バスタブ付きのデラックスルームに案内された。 すごい!
ホテルの庭でコーヒーを飲む 仏教寺院のストウーパ ダルバール広場
荷物の整理もそこそこに、中庭でコーヒーを飲んで快適にくつろいだ。大きなみかんのなってる樹が趣をそえている。
16:00 バクタさんにダルバール広場に連れてってもらう。タヒテイチョークからインドラチョークまでの道は中世からあまり変わってないそうだ。あいかわらず、商品の並ぶ狭い道路に人の群れ、車、オートバイ、リクシャーが混乱の極みを呈している。4人離れ離れにならないよう、必死だった。
タヒティチョークのすぐ近くの仏教寺院に寄る。ここはカトマンズで3番目に大きなストウーパだそうだ。 横のタンカアート・ギャラリーでかわいい吊り人形を買った。脇野さんは6頭の馬が描かれた絵を買った。
道草をくったので、ダルバール広場に着いたときはもう夕暮れだった。
簡単に回っただけで、そのまま日本料理店”ふる里”に直行。すきやき定食とおひたしを頼んで、ビールと日本酒で乾杯!!トレッキングの無事と成功を祝ってバクタさんへの感謝とした。
やっぱり日本人には日本料理が一番。 おいしくて、感無量。
”ふる里”のすきやき定食
11月22日(土)  スワヤンブナート観光
カトマンズ17:00発  バンコック21:25着 23:50発  関西空港 23日(日)7:00着
7:00 玄関前のレストランでバイキング朝食を食べて、買い物に出かける。
全部パッキングを済ませて、中庭でパンとコーヒーの昼食を食べる。
12:00 バクタさんにスワヤンブナートへ連れてってもらう。
スワヤンブナートはカトマンズの西2kmのところにある、ネパール最古の仏教寺院。小高い丘の上に文殊観音が建立したと伝えられる大きなストウーパが建っていて、仏の眼が町を見下ろしている。
参道から境内まで仏具店が並び、様々な仏像から仮面、仏具、線香等、ところ狭しと売っている。チベット仏教の多様性を思い知らされた。
今日は縁日だそうで、境内は大変な混雑ぶりだ。
赤い服を着た女の人は敬虔な信者なのだろう、順番待ちをしてお坊さんに御祈祷をしてもらっていた。人々が食べ物や花や火を供えている。ろうそくは素焼きの皿に入っていて可愛い。
僧侶の合奏付き読経がうつくしかった。 境内に猿がいっぱいいるが大人しくて安心できる。
ホテルのレストラン
隣の丘には新しいゴンパが建ち、すごい数のタルチョがはためいていた。街を一望する静かな散歩道は恋人たちに人気がある、とバクタさんはいう。
スワヤンブナートのストウーパ お坊さんの御祈祷 御祈祷とお供え物
僧侶の鳴り物入り読経 蝋燭、線香とは別に火の奉納 寺院からの展望
14:30 ホテルに帰って、中庭でコーヒーを飲んで、バクタさんとお別れをする。
15:00 タクシーで飛行場に向かう。飛行機は17:00発。 21:25バンコック到着。23:50発。
11月23日 7:00 到着。 青山さんははるかで、脇野さんはANAで、私はバスで、それぞれ帰路につく。 バスの車中、町の木々が黄色く紅葉していて、秋の深まりを感じさせられた。
後日談。2,3日後にタイ国際空港が暴徒に占拠されて機能停止状態におちいった。
ぶつからなくて 本当によかった。