2月13日(日) ルートバーン・トラック 一日目  快晴。  キーサミットを経て マッケンジー湖まで13キロの行程
今日から 2泊3日のルートバーントラック ガイド付きツアー に参加する。  クイーンジタウンからの参加者を乗せたバスが朝9時に到着するので、テアナウホテルアンドヴィラのロビーで待つ。

昨日の土ボタルツアーが中止になったので、コロミコトレックの千葉早苗さんがわざわざお金を返しに来てくれた。楽しい談笑に時間を忘れる。

モーニングティーの後 トレッキングの出発地点 エグリントン谷上流のディバイド岬 までバスで移動して 11:30AM到着。
参加者は25名くらい。
お弁当を受け取り、荷物を整えて 歩きはじめる。
キーサミット分岐までの45分は苔とシダに覆われた森林の中のゆるやかな登り。分岐点にザックを置いてキーサミットに向かう。
峰にそって登ると、西海岸まで流れるホリフォード渓谷が眼下に広がって、美しい。 お天気で本当に良かった。
途中で一人旅の日本人と出会う。20歳代の男子。ルートバーントラックはシュラフと食料を背負って自由に歩いてる人が結構多い。
ディバイド岬の休憩所 ホリフォード渓谷 グリーンストーン渓谷
キーサミットに到着。標高919Mとは信じがたい景色!  四方に広がる山々を眺めながら湿地帯の歩道を一周する。  白い小さな花々が可愛かった
フォースタラ
キーサミットから下り、ゴブリン・モスの垂れ下がる原生林を通って、ハウデン湖に到着。ここは3つのトラックの分岐地点になっている。
湖の横の小屋でお茶をもらい 昼食。  元気のいい人は泳いでた。
ハウデン湖のほとりで昼食
ハウデン湖を後に銀ブナの森林を通り、岩だらけの道を1時間半ほど登り、イアーランド滝に到着。  この滝は落差80M。岩壁にはっきりした断層が見られる。
ここら一帯の紫や緑の岩は火山堆積物だそうだ。 
イアーランド滝からオーチャードまでは 銀ブナの森林と亜高山帯植物のやぶが交互する山腹の平坦な道を進む。
 このやぶは冬のなだれで森林が押し流された後に高地植物が生えて出来たものだそうだ
視界が開けると、ホリフォード渓谷の向こうに フィヨルドランド国立公園の中で一番高いダーラン山脈が美しく、思わず記念撮影。
オーチャードまでの森とヤブの交互する道
イアーランド滝
氷河によりできたダーラン山脈を眺めながら歩く
オオーチャードとは果樹という意味で、果物の木に似たリボンウッドが多く自生しているところから名づけられたとか。残念ながらこの実は食べられないそうだ。
オ−チャードを超えて30分程下り、森に囲まれたマッケンジー湖のロッジに到着。 ミルフォードトラックと違って いかにも山小屋らしい素朴な小屋だがロビーは広い。
さっそくマッケンジー湖まで散歩に出かけた。
湖上にそびえるエミリーピークは頂上が雲に隠れてちょっと残念だったが、青く澄んだ湖は例えようもなく美しかった。
寒い寒い中 ここでも泳いでるヤングマンがいて驚いた。
帰ってロッジのベランダでゆっくりとローズピップティーを飲む。 夕食は3人のガイドさんの手作り。 どうやら材料も3人で背負ってきたらしい! 感謝!
マッケンジー湖のロッジ マッケンジー湖とエミリーピーク
2月14日(月) ルートバーン・トラック 二日目  朝は雨。その後曇り。  コニカル・ヒルを経てルートバーン滝ロッジまで15キロの行程
小雨の中を出発。
マッケンジー湖のほとりの銀ブナの森を抜けて、眼下にマッケンジー湖の全貌を眺めながら さらに高山植物地帯を登る。
1時間ほどで絶景地オーシャンピークコーナーへ出る。
ロッジ前の道 マッケンジー湖の全貌  遠くにエミリーピークが見える
雨がやんだ。
ホリフォード渓谷の上に美しい虹がかかって、感動的だった。
ダーラン山脈の向かいに、昨日登ったキーサミットの反対側が見える。
さらに高く登るとマッケンジー湖畔にロッジが見えた
手前はハイカー用 奥のロッジがツアー用
オーシャンピークコーナーで休憩。  標高1175M。
ダーラン山脈の険しい峰々、その下にはホリフォード渓谷が流れ、はるか彼方にタスマン海が広がる 一大パノラマ。
ホリフォード・フェイスをハリス・サドルまで2時間程登って行く。 
起伏の多いホリフォードフェイスは高山植物の宝庫で、イネ科の草とともに様々な花(ほとんどが白い花)が咲き乱れる美しい場所だ。
ホリフォードフェイス
ニュージーランド・フラックス クラブモス・ホイップコード ウーリー・ヘッド
サウスアイランド・エーデルワイス フィヨルドランド・ロック・デイジー ニュージランド・ブルーベルと赤い実のナーテラ
ハリスサドルの小屋に到着。  ダーラン山脈を眺めながら昼食をとる。毎日サンドイッチだが飽きずにおいしい。
ゆっくり休憩して、荷物を置いて、コニカルヒルに向かう。コニカルヒルは標高1515M 雪の多い岩山なので1-2月しか登れないそうだ。 往復1時間半
今日は天気が良くて本当にラッキーだ。
整備されてはいるが急勾配の岩道を登っていくと、山のふところに抱かれたハリス湖が美しかった。 山頂は四方が開けて 絶景!!!
コニカルヒルの道 反対側の山が見えてきた ハリス湖の全景
山頂から見るダーラン山脈 コニカルヒル 1515メートル
思いっきりコニカルヒルを楽しんで ハリスサドルを後にする。
道はハリス湖を回りこんで登り、次第にルートバーン渓谷の上部へと下ってゆく。 ルートバーン滝まで快適な1時間の下り。
ハリス湖を回り込み・・・ 水溜りを造りながら流れる川と草原を通り・・・
ルートバーン滝までの岩だらけの道を下り・・・
ルートバーン滝の上流を歩き、滝の横の急勾配を下る。
ルートバーン滝の真下のロッジが見えてきた
下方にルートバーンフラット(平地)が広がる
明日はあそこを歩くのだ
ルートバーンフォールズロッジに到着! 
さっそくシャワーをあびて、お茶にする。 ロビーはガラス張りで日差しが心地よい
今日はイギリスの若いカップルと相部屋になった。 このお二人さん なかなかのものでした
夕食時、全員参加のパンケーキ・ゲームがあり、笑った笑った
2月15日(火) ルートバーン・トラック 三日目 快晴。  ルートバーン・ロードエンドまで10キロの行程
今日はツアーの最終日だ。朝食後 滝まで散歩する。朝日がまぶしい程の上天気。
遅めの出発をして、赤ブナ、山ブナ、銀ブナなど数種類のブナが自生する森を1時間ほど下り、ルートバーン・フラットに到着。
朝食風景
朝食メニューは大抵オートミール、ジュース、ベーコン・エッグのマッシュルーム添え、パン、コーヒー、果物
ブナの森を行く ロッジの300メートル下に広がるルートバーン・フラット
ルートバーンフラットの小屋。 静かな川原でモーニングティーを楽しみ、川に石を飛ばしたり、のんびりと遊んだ後、ルートバーン川に沿って、イネ科の草原の中を歩く
再び道路に戻り、林の中を1時間弱でフォージ・フラットに到着。 ランチタイム。

ルートバーン・フラットからの道は広くて歩きやすく、ルートバーン川は泡立つ急流だったり、青々とした水溜りになったり、変化に富んでいて、飽きず美しい。

ロード・エンドからフォージ・フラットまでは1日ハイキング・コースになっているらしく、軽装の人が何組もガイドをつけて歩いていた。
片道2時間 ちょうど良いのかもしれない
フォージ・フラット
ルートバーン川の清流を眺めながら川原で昼食
明るい林の中の広い道を歩いて行く。  林を抜けると川幅も広くなり、対岸にロードエンドの小屋が見えた。何人もの人が日向ぼっこをしている。
タルクスリップ(滑石)のつるつるした岩の上を歩く。
最後 ルートバーン川にかかる長い吊橋をわたると、そこが ルートバーントラック ロードエンド 終着点。
2:00PM ロードエンドからバスに乗り込み、クイーンズタウンまで帰る。 所要時間2時間。
途中、ワカティブ湖上方のグレノーキーの町で休憩して、全員で記念撮影をした。
グレノーキーの町。ワカティブ湖のアウトドア・ライフの中心地。
クイーンズタウンに到着して、A−ラインホテルにチェックインする。
6:30PM ガーデンズ・パークロイヤル ホテル で完走祝賀パーティー。 ディナーは完璧。 歩行完了証明書をユーモアたっぷりに渡された。
それにしても あのガイドさんのニュージーランドなまりはすごい。最後まで何にも聞き取れなかった。ほんと 気のいいお兄ちゃんなんだけど
つづく