3月29日(土)十日目 ゴサインクンダ(4380m) 7:00 → タレパティ(3510m) 17:30
5:30 起床 6:30 朝食 7:00 出発。  朝起きたら、何所もかしこも真っ白。朝日に輝く岩山がまぶしい。
湖の周りをまわって、パスまでひたすら登る。 10:00 ラウレビナヤク・パス(4610m)到着。
タルチョがはためくトップまで登ってみる。、前方にヘランブーの山々が折り重なり、これから下る急勾配の谷が荒々しい。
部屋の窓から 歩き始めて、ゴサインクンダ湖とロッジを見下ろす ひたすら登る
ラウレビナヤク・パス パスから下る谷の入口
1時間程下って放牧小屋のあたりから雪がなくなった。 11:20 フェディ(3630m)。一気に1000m下ったことになる。
バクタさん達はランチ、私はブラックティで休憩。横にタイ航空の墜落事故のメモリアルが建っていた。10年前の事故だそうだ。
フェディから崖っぷちをさらに下って、川を渡る。それからはハードなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。雪が残っていて道が悪い。
後ろを振り返ると越えてきたラウレビナヤク・パスが見えた。
放牧小屋 フェディ(3630m)のメモリアル フェディからの道
15:00 ゴプテ(3430m)着。 ヌードルスープを食べる。 元気なはげおじさんが到着。彼はここに泊まるらしい。
南のはるか向こうの山の上に建物が見える。あそこがタレパティ、と聞いて気が遠くなりそうになった。あと3時間くらいかかる、という。
うーん・・・あきらめて出発する。バクタさんがザックを持ってくれた。
あいかわらず激しいアップダウンの繰り返し。日陰は根雪が残っていて登りにくい。ステップが大きすぎて悩まされた。
この道は8月の祭りの時に使うだけなので、生活の匂いがない。途中 反対側から登ってくるトレッカーに出会った。あの沢を登るとはゾットする。
急になだらかな登りになったと思ったら、タレパティはもう目の前。ザンゲさんが迎えに来てくれた。
ゆっくり斜面を登って 17:30 タレパティ(3510m)到着。 明るいうちに到着できてよかった!
なにはともあれストーブにあたって暖かいお茶を飲む。 洟のかみすぎで鼻の下が痛い。
客は私たちだけらしい。小学生の男の子がまめまめしく台所と食堂の間を往復している。春休みなので手伝いに来てるそうだ。夕食はエッグフライライスとベジスープ。
隣のロッジからガイドさんが遊びにきてバクタさん達と楽しそうにしゃべってた。
とにかく寒い。あらゆるものを着込んで寝る。(勿論ゆたんぽつき)
夜 雪が降る。すきまから吹き込んだ雪に顔を直撃されて目をさましたが、すぐまた眠ってしまった。
しゃくなげ林のむこうにタレパティのロッジが見える
3月30日(日)十一日目 タレパティ(3510m) 8:00 → クツムサン(2470m) 14:00
朝6時半 ロッジの上の丘に登って景色を眺める。ゴサインクンダの山々が朝日に輝いている。ラウレビナヤク・パスもくっきり見える。
反対側はエヴェレストレンジの山々が連なり、チョモランマもはるか彼方に顔をみせていた。さすが、群を抜いて高い。見たのはこれが最初で最後だった。
チョモランマ
エヴェレスト・レンジの山々 タレパティのロッジ
ラウレビナヤク・パス
ゴサインクンダの山々
ひげおじさんとばったり出会う。ロッジに帰って朝食。チャパティニオムレツをのせて醤油をかけたら、おいしい! 以後くせになる。
8:00 出発。きょうは楽な5時間コースとあって、のーんびり歩く。ザンゲさんは今日から靴を脱いで、ゴム草履ばきだ。
しゃくなげの茂る尾根道を快適に行く。蕾はまだ固く、咲くまでにまだ半月はかかりそうだ。
夏の放牧小屋を過ぎて、9:45 マギンゴート(3285m)でお茶休憩。
快適な尾根道 マギンゴートにて
尾根道からガレガレの斜面を15分も下ったと思ったら、しゃくなげの咲き乱れる丘に到着。ここのしゃくなげはピンクと白のみ。えもいわれず美しい。
11:45 しゃくなげを眺めながらヌードルスープを食べる。静か。人一人いない。
シャクナゲの咲く丘
山腹に広がる畑、点在する農家を下に眺めながら、なだらかな丘を歩き、谷川のガレ道を下り切ると、クツムサンの村が真下に見えた。
村はずれにゴンパが建ち、尾根伝いに家が並んでいる。 14:00 クツムサン(2470m)到着
知らず知らずのうちに1000m下ったことになる。昨日の1000mとは大違い・・・
山腹に広がる農村 木陰で一休み! クツムサン(2470m)
クツムサンのロッジは快適だった。2階の眺めのいい部屋、清潔な水洗トイレ、ホットシャワーも使いやすくて、洗濯も済ませた。
シュラフにくるまって5時半まで休憩する。丘の上だけあってこわいような風の音だ。
夕方 食堂に降りて、ストーブの側でポーターさん達の話を分からないままに聞いていた。今日は7人程いる。ネパール語の抑揚が耳に心地良い。
夕食はポテトカレーとボイルドベジタブル(醤油をかけて食べるとおいしい。ポン酢だったらもっと良いかも)
同宿者は6組。ランタンから一緒のひげおじさんと若いアベックも居た。
3月31日(月)十二日目 クツムサン(2470m) 7:30 → チソパニ(2215m) 15:30
5:30 起床 6:30 朝食  これから高度が下がるのでウールTシャツから夏用Tシャツに着替える。
7:30 出発。一時間して下シャツも脱いだ。暑い。これから歩く尾根道が遠くまで見える。1時間半ほど下って村に入った。洋服屋、雑貨屋があって、子供が遊んでいる。村はずれに魅力的な絵が描かれたチョルテンが建っていた。
これから歩く尾根道 村はずれの立派なチョルテン
急降下して次の山に登る・・・その繰り返しだ。木々は新緑に輝き、左右に広がる段々畑と点在する農家の遠景を見ながら、人里に下りてきた実感をかみしめる。 11:00 小山のてっぺんでお茶休憩。今日は朝から春霞がかかって、遠景がきかないが、南の尾根伝いにチプリン(昼食)からチソパニ(宿泊)まで見えた。
崖道を一気に下って、11:45 チプリン(2170m)で昼食。背後の山の上にさっき休憩した茶屋が見える。
あいかわらずヌードルスープを食べる。これで何日食べ続けた事になるのかなー
ランチ休憩の前の庭を、を干し草を背負った人が通り、牛が通り、にわとりが歩き回る。ネパールではにわとりはココレーコーと鳴くのだそうだ。
山の上からチソパニ方面を眺める チプリン(2170m)の茶屋と下った道が見える
ランチ休憩
道をふさぐ山羊の群れ パティ・バンジャン
チプリンからは広い立派な村道を歩く。ひたすら下って 13:45 鞍部の村パティ・バンジャンを通過。ここからいきなり山道を急登する。歩いてきた道が延々と見えて感慨深かった。
15:30 チソパニ(2215m)到着。立派なホテルが何軒も建っている。
さっき歩いた道を振り返る
子だくさんのインド系オーナーのホテルに泊まる。部屋は3階のトイレ付きスペシャルルーム。部屋に発電装置があって電気もつく。バケツいっぱいのお湯をくれたので、体を洗い、洗濯をしてさっぱりした。
バクタさんがカトマンズのホテルに電話をして、稔の滞在を確認した。ひとまず安心。
夕食にザンゲさんがまたチキン・カレーをつくってくれて、おいしくいただいた。一緒に頼んだボイルドベジタブルはカリフラワー・キャベツ・ニンジンの入った豪華さで、満足満足。
つづく
チソパニ(2215m)のホテル到着